限界法学生のブログ

何かと限界な大学生が、色々なところに行ったり行かなかったりするブログです

2018年に聴いた音楽まとめ

明けましておめでとうございます。

 

 

 

限界法学生です。

 

今回は、にわか音楽ファンの僕が、2018年にリリースされた音楽の中から好きだったものをまとめようと思います。

 

 

 

 

やや冗長な前書き

 

 

本題に入る前に、僕の音楽の趣味について軽く言及しておきます。

 

 

 

90年代イギリスのロック(ブリットポップ)からロックを聴き始めましたが、その後は古今東西のロック少年がそうしたように、それらのバンドが影響を受けているバンドに遡っていきました。

 

90年代から一度60年代のクラシックロックに遡った後、70年代のロック、プログレッシブロック、ハードロック、パンクロック、グランジオルタナティブ…と、今では60年代から現在のロックをイギリス、アメリカ問わず聴いています。(もちろん、とりわけ好きなバンドもいくつか存在します。)

 

また、ロックだけでなく中学の頃から聴いていたジャズ、幼少期から聴いていたクラシック、ロックを聴くうちに好きになったブラックミュージック、南米や中東、インド、アフリカの民族音楽、イタリアやドイツ、北欧のプログレッシブロックなど、広く浅くではありますがジャンル、国籍に関係なく好みます。

 

日本の音楽には疎いですが、中学の頃に好きだった日本のロックバンドがあったこともあり、いくつかのグループは好んで聴きます。

 

 

 

…こんな感じです。

 

 

自分の趣味についてはこのくらいにしておきます。際限なく書いてしまいそうなので。

 

 

それでも今回音楽についての文章を書こうと思ったのは、半分は今年聴いた音楽をメモしておきたかったので、4分の1はブログのネタ作り、4分の1はもし僕が紹介した中で興味を持ったものがあれば聴いてみてほしいな、という紹介のような気持ちからです。

 

 

という訳で、書いていきます。

2018年にリリースされたアルバム縛りで、一応ベストアルバムを決めようと思います。

また、曲単体でのベストトラックも紹介したいと思います。

 

 

 

2018年ベスト・アルバム

 

 

 

選外(?)

 

 

とりあえず聴いたけれども、ベストではないな…と感じたものを列挙しておきます。(アルファベット順)

 

A Brief Inquiry Into Online Relationships – The 1975 (イギリス)

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1stアルバムの頃から聴いているけれど、ポップの人たちだという印象なのでまだ僕が良さを分かっていないだけだと思う。毎度恒例の直訳全開(?)の邦題も、最初こそ非難を浴びていたけれどもう馴染みになったのでは?

 

Yawn - Bill Ryder-Jones (イギリス)

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好きなタイプの音楽なのに、アルバムも数枚出しているのに未聴だった。The Coralの元ギタリストらしい。それも知らなかった。まだまだ僕は疎い。

 

Kicking Up The Dust - Cast (イギリス)

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Castめっちゃ好きなんですけど、再結成してからのアルバムの良さをまだなかなか分かれないので残念。来年2月には来日するので行きたい。SNSで世界中のCastファンが盛り上がっているのを感じる。いい時代だった90年代リバイバルの波が来てほしい。

 

Sonatine – D.A.N. (日本)

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前作すごく好きだっただけにまだ良さを分かれていない感。でも日本のバンドで知っている人たちが少ないだけに、その内の一つがこうして素晴らしい作品をリリースしたらやっぱり嬉しい。

 

The Now Now - Gorillaz (イギリス)

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僕はブラーのデーモン・アルバーンが好きなのであって、ゴリラズのデーモンにはそこまでハマらないのかもしれないな、と思った。

 

Always Ascending – Franz Ferdinand (スコットランド)

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過去の作品の方が好きなのでベストではないな…と思っただけ。いい音楽。

 

Heaven and Earth – Kamasi Washington (アメリカ)

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めちゃくちゃにカッコいい。カマシはたまに来日してくれるので「ジャズのヤバい人」の演奏を一度聴きに行きたいと思っている。

 

Simulation Theory - MUSE (イギリス)

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僕の中で「熱力学第二法則」(2012)がベストアルバムだと思っているのでベストではないな…と思った。ただ前作「Drones」(2015)から「カッコいいSF映画で流れてそう感」がすごいのでライブに行ってみたいなとは思う。

 

True Meanings – Paul Weller (イギリス)

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ウェラーおじさんには申し訳ないけれど彼のソロよりもThe Jam時代よりもThe Style Council時代の方が好きだという外れ者なので気にしないでほしい。いい音楽だった。

 

Being So Normal - Peach Pit (カナダ)

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Peach Pit、ゆるーいロックをやるので好きなんですよね。前作のEPを聴き込んでいただけにスタジオアルバムがまだ1作目だというのに驚いた。

 

The Blue Hour – Suade (イギリス)

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再結成して2作目だけれど、ブレッド・アンダーソンのナルシストな歌い方(褒めている)が変わっていなくて良かった。さらにメロディアスになっている印象。

 

タイム・ラプス – きのこ帝国 (日本)

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どうやらファンの間では初期から変化した音楽性について賛否両論らしいのだけど、日本のロックに疎い僕はそこらへんの事情を知らないのでフラットに聴けて逆に良かった。しかも好きだった。都会で仕事帰りに通勤電車に揺られながら聴きたい。

 

 Casa Nova - 落日飛車 Sunset Rollercoaster (台湾)

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「Jinji Kikko」(2016)のEPが出たから気にしてなかったけれどアルバムは7年ぶりなのかな、前作が典型的なロックだった分、シンセを多用してメロウな感じの今作にまだ耳が慣れていない…すごいのは分かるだけに僕の耳が追い付いていないのが悔しい。

 

 

 

こんな感じです。僕の中でベストではない、というだけでどれも好きですし、そもそも創作者・表現者の側に立ってもいない自分からしてみれば、何かを創作し、それを世に送り出している時点で大仏建立くらいの偉業だと思っています。創作者はマジですごい。

 

 

 

ベスト・アルバム

 

ベスト、と言いながらいくつも挙げています。

 

With Dim Light – Minami Deutsch (日本)

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 日本のクラウトロックバンド、南ドイツの2ndアルバム。元々日本のサイケバンド、幾何学模様から辿って聴き始めたんだけど、インタビューを見ると幾何学模様と実際に繋がりが深いらしいことが分かった。音楽は前作よりも面白いというのが第一印象で、クラウトロックにありがちなリズムの連続ではなく、メロディの端々に他のジャンルの要素を感じて面白かった。トラック単体ではなくアルバムを通して聴きたい。クラウトロックというジャンル自体、日本ではあまりメジャーではないのかもしれない(少なくとも若い世代には馴染みがない)が、南ドイツという若いバンドが出てきたのは希望でしかないな、と思った。今年にはダモ鈴木とコラボしていたのだけれど、僕がクラウトロックに手を出したのもダモ鈴木あるいはCANがきっかけなので、これもまた希望でしかないな、と思った。

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Laps Around The Sun Ziggy Alberts (オーストラリア)

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Ziggy Albertsに関してはGoogleで検索しても日本語の記事が数件しかヒットしないので、知らない人が多いのではないかと思う。ジャックジョンソンとかそのあたりから、こういう無害でメロウでアコースティックなサーフミュージックが流行り始めた気がする。勿論悪いとは思っていなくて、僕も大好きな音楽なのだけど…没個性というか、なかなか見分け付かないな…とも思っていた。

Ziggy Albertsも例に漏れずオーストラリアのサーファー兼ミュージシャンなのだけど、彼の音楽は僕の中で個性を放っていると思う。彼の作る音楽も声も、サーファーだからかどこか波のような印象を感じさせて。曲によって冬の波にも夏の波にも感じるのだけど、共通しているのは優しさを感じるということ。特に9曲目「Heaven」は優しさの境地だと思った。本当にすごい。

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Tranquility Base Hotel & Casino – Arctic Monkeys (イギリス)

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今年リリースされた作品で最も物議を醸したのはArctic Monkeysのアルバムだと思う。2000年代のロックを引っ張った(勿論今も引っ張っている)と思う彼らなのだけど、今までのアルバムには多少変化こそあれ確固たる「アクモンらしさ」があった。2本のギターのユニゾンで奏でられる強力なリフ、疾走するリズム隊を追い越すくらいに捲し立てるアレックスのボーカル…

しかし、今作はそれをかなぐり捨てて世界中の賛否両論を引き起こした。ミドルテンポでリフも強くない。今までの彼らのアルバムを「分かりやすい」と言うなら、今作は逆立ちしても「分かりにくい」と言える。難解だ、音楽そのものも、彼らがなぜスタイルを変えようと思ったのかも。

ただ僕はアクモンの特別なファンではないことによってフラットに聴くことができた結果、好きだと思った。2005年に彼らが全く新しいロックを打ち出したのと違って、今作にはどこかオールドファッションさを感じたのだけれど、それでも多少は醸し出る「アクモンらしさ」と調和して面白いロックだと思った。何よりあのまま冒険に走らなければ、良い感じに「アクモンらしさ」を出したアルバムを作っておけば、コンスタントな売り上げは期待できただろうに、それを捨てて自分の表現したいものを追求した彼らの勇気がすごいと思った。

今までの歴史に名を残したアーティストの中には、周囲からの批判を跳ねのけて自分の表現したいものを追求した結果、後に世界に認められた人がいた。ビートルズ然りブライアン・ウィルソン然り、フレディ・マーキュリー然り。彼らで言う「サージェント・ペパーズ」が、「ペット・サウンズ」が、「オペラ座の夜」が、アクモンの今作になるだろうと思っている。

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9曲目の「She Looks Like Fun」が特に好き

 

 

Suspiria – Thom Yorke (イギリス)
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スタジオ・アルバムではなくて、同名のホラー映画「Suspiria」のサウンドトラックなのだけれど、ぶっちゃけて言うと僕はトム・ヨークの作る音楽は全て良いと思うように脳味噌がバグっているのでベストに挙げた。勿論ちゃんと聴いたけれど、僕はどっぷりトム・ヨーク(又はレディオヘッド)に浸かっているのでその眼鏡を外して判断できない。なので暇があれば聴いてほしい。聴いて気に入らなくてもレディオヘッドは聴いてみてほしい。

因みにアルバム中2曲でトムの息子がドラムを叩いているらしい。違いは分からない。 

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Egypt Station – Paul McCartney (イギリス)

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往年のロックンローラーの訃報を耳にする近年でも、死亡はおろか引退の気配すらないのが不死身のポール・マッカートニーおじさん。76歳になってもワールドツアーを回ってはアルバムをリリースしてるの、サイボーグじゃない?って感じだ。夭逝したジョンや病気で死んだジョージの分も音楽を続けてほしいと思う。

正直なところ、前作の「NEW」(2016)の良さを僕はあまり分かることができなかった。実験的なことをしているな、と思ったけれど好き嫌いはどうしようもなくて。それに比べて今作は、勿論新しい要素も感じるものの前作よりはより60~70年代のロックに近いサウンドになっている、ポールらしい落ち着いたポップのアルバムだった。前作はプロデューサー4人体制での制作だったのに対し、今作は殆ど1人でやっていたため方向性が明確で良かった。彼が思う音楽の理想郷としての「Egypt Station」を表すような、彼によって描かれたジャケットも合わせての、統一感が良かった。

5曲目の「Who Cares」のリフはエリック・クラプトンのCrossroadと似すぎだし、11曲目の「Back In Brazil」では日本語で「イチバン!イチバン!」って言っているのが面白いしでとりあえず聴いてほしい。本当は全部の曲に言及したいのだけれどそうもいかない。一曲一曲面白いのでアルバムを通して聴いてほしい。

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14曲目の「Despite Repeated Warnings」、「気候変動を警告されても無視する政治家」をタイトルの通り「氷山の接近を警告されても無視して沈没させる船長」に例えている。転調も良く、2018年の「Band On The Run」といった感じ。風刺されているのは勿論アメリカの某大統領。

 

 

Double Negative – Low (アメリカ)

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Lowに関しては、恥ずかしながら今まで未聴だった。スロウコアとかいうジャンルらしい。スロウコアって何だよ、と思ったけれど本人たちもそのカテゴライズには不満があるらしいので気にしないことに。結成25周年だったらしいけれど、これまで聴いたことが無かった。

音楽は、電子的でとにかく静謐。静謐とは言っても引き算的な静けさではなくて、音とエネルギーが満ち満ちたサイレンスというか、暴力的な静けさ。よく説明できないけれど、評論家でもないし語彙力もないのでここで投げておく。

初めて聴いた際に妙に耳馴染みがあったのだけれど、調べてみると本作のプロデューサーはBJ Burtonらしく、彼はJames BlakeやBon Iverとも仕事をしているらしい。しかも僕の一番好きなアルバムであるBon Iverの「22. A Million」(2016)ではコンポーザーやサックスを担当していたらしく、何故今まで知らなかったのか、という感じだった。作品の随所にもJames BlakeらしさやBon Iverらしさを感じた。ギターのサウンドには「Kid A」(2000)頃のRadioheadらしさを感じた。

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3曲目「Fly」

 

 

Geography - Tom Misch (イギリス)

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 イギリスの22歳のデビューアルバム。若くから才能を発揮しているのがJames Blakeと比べられたりしているらしい。

ジャズやエレクトロニカ、ヒップホップなど様々な要素を感じるメロディは身体を思わず動かしたくなるようなポップさがある。ギタープレイはジョン・メイヤーから影響を受けているらしく、聴かせるようなギタープレイも魅力。

多分この手の音楽は今の日本で流行しているものと近しいものがあると思うので、Suchmoscero、Nulbarichなどが好きな人は高確率でストライクゾーンにハマるのではないかと思う。

さりげなくStevie WonderのIsn't She Lovelyのギターソロでのカバーが中盤に入っているのもとても良い。

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6曲目「It Runs Through Me (feat.De La Soul)」、チルでめっちゃ良いんだ…

 

 

ベスト3

 

便宜上のベスト3も決めておきます。

 

Anthem Of The Peaceful Army – Greta Van Fleet (アメリカ)

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 昔から多くのロックンローラーやロック好きのオッサンが「ロックは死んだ」と事ある毎に言ってきた。僕はそれには賛同しないけれど、2000年以降のロックを聴いては、昔のような良い時代は来ないだろうな、とは思っていた。「Kid A」以降のレディヘッドもストロークスもアクモンもコールドプレイも、本当に好きなんだけれど60年代後半から70年代のような、ワクワクするロックを沢山聴くことはできないだろうなと。だけどこのアルバムを聴いた時、ロックはまた始まったな、と思った。

Greta Van Fleetはミシガンの片田舎出身の3兄弟+幼馴染1人の4人組バンドで、まだ平均年齢が19歳だ。

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僕が彼らを知るきっかけになった「When The Curtain Falls」なのだけれど、コメント欄は英語の「ツェッペリンが生き返ったのか?」という趣旨のコメントで溢れている。僕も最初に聴いた時はツェッペリンのオマージュをするバンドだと思った。ギターリフにしてもボーカルの声や歌い方にしても(ボーカルのファッションはジミヘン風だけど)、最初に聴くとツェッペリンが復活したのかな、というイメージは確かに持つ。けれども、ただの模倣との違いは滅茶苦茶にクオリティが高く、(確かに似ている点は多いかもしれないが)自分たちの音楽を作っているところだ。まあ僕はツェッペリンの大ファンなのでもし彼らがただのコピーバンドだとしても喜んで聴くのだけれど、それだけではなく最高のロックンロールを聴かせてくれる。ツェッペリンだけでなくブルースからの影響を公言しているし、今までのロックの歴史を吸収した上で音楽が作られている気がする。

ただのハードロックバンドではなくてブルースから影響を受けていることはツェッペリンとも重なるし、若さとも相まってストライプスがデビューした時も思い出し、興奮を覚える。ストライプスは残念ながら2018年限りで活動休止してしまったけれど、これからはGreta Van Fleetがいる。ロックが死んだと思っている人は全員、とりあえず聴いてほしい。

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God's Favorite Customer - Father John Misty (アメリカ)

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元Fleet Foxesのドラムスで、現在はソロで活動するFather John MistyことJ・ティルマン。フリートフォクシーズは好きなので彼のソロ活動も認識してはいたけれど、ちゃんと聴いたのは「Real Love Baby」(2016)くらいのもので、アメリカのオルタナティブバンドがやりそうなゆるーいロックを作っているものだとばかり思っていた。

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これはこれでめちゃくちゃ好き

 

だけれども2018年に出した今作では海外のメディアや音楽好きの間で軒並みベストアルバムに挙げられていることを知り、どうやら違うらしいぞと感じたので聴いてみた。どこかエルトン・ジョンビリー・ジョエルを感じさせるような懐かしい、且つ彼らしく温かいポップミュージック。基本的にピアノで作られている温かいメロディーでありながらも時折オーケストラが登場したり、メロディに遊びや工夫を感じたりして一つの舞台を見ているような感覚になる。

とりわけ良いのが2曲目の「Mr. Tilman」、ミュージシャンとしてのFather John Mistyを演じる彼が"Mr. Tilman"に例えられており、本当の自分との無限ループに陥る…曲もビデオも素晴らしい。

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2曲目「Mr. Tilman」。ミュージックビデオの雰囲気がどこかRadioheadの「Man Of War」と似ている(伝われ)

 

 

POLY LIFE MULTI SOUL - cero (日本)

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 僕の好きなバンドであるceroが出した4枚目のアルバム。今でこそ有名になったものの僕は1stアルバムを出した頃から知っていて(古参自慢をするな)、その頃は地元の小さなライブハウスに来たものの部活と重なって行けなかったことを思い出した。

しかし1stの頃から音楽性は変わり、エキゾチカなんて言われていた1stが遥か昔のように感じる。"cero"が意味するところも"Contemporary Exotica Rock Orchestra"から"Contemporary Eclectic Replica Orchestra"へと変わった。目まぐるしいほど多くの音楽の要素が取り入れられ、アルバムが出る度にワクワクする。

前作「Obscure Ride」(2016)ではブラックミュージック的な要素が強く、「Yellow Mgus」や「Summer Soul」、「Orphans」といったノれる曲が生まれ、ネットでは「J. Dillaっぽい」などと言われていたが、今作はリズムやメロディが複雑すぎてもう分からない。一言で「~っぽい」などと言えない複雑怪奇なリズムと様々な要素を感じる。インタビューを目にするとタイやアフリカのリズムも参考にしたようだったけれど、僕の音楽のバックグラウンドが狭すぎてもう分からない。毎回コンセプトがある作品を出し、今回は「川」らしいのだけれど、もう流れる川の流れに身を任せた方が良いのかもしれない。

1曲目「Modern Steps」の短いイントロが始まった後は「魚の骨、鳥の羽」から「遡行」までノンストップでリズムの流れに身を任せることになる。6曲目「夜になると鮭は」ではアメリカの小説家レイモンド・カーヴァーの同名の詩をボーカルの高城さんがポエトリーリーディングしている。(サニーデイ・サービスのアルバム「the CITY」にも高城さんはポエトリーリーディングで参加しており、新しい引き出しだな、と思う)

全部の曲に言及してしまいそうなので省略するけれど、「Buzzle Bee Ride」や「Waters」、「Poly Life Multi Soul」でも多くの国にルーツを持つリズムやメロディを取り入れ、詞に注目して聞いても楽しめる。もう僕には説明できないので全人類アルバム通して聴いてほしい。

あーそうだライブにも行ったんだった。ライブ特有の手振り?と言うのかな、暗黙のうちに決まっている動作が苦手だったんだけど、ceroのライブは各自が思い思いに音楽に身を任せるノリ方をしていたので最高だった。バンドの編成も最高だった。

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ベスト・トラック

 

ここでは、アルバムという形で発表はされていないためベスト・アルバムと言う形で紹介できなかったものの、一番好きだったトラックを紹介しておきます。

 

 

Don’t Miss It – James Blake

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高校の頃から好きなJames Blakeの新曲。

鬱状態になって自分の世界に閉じこもることはできる。だけどそうしたら"それ"を見逃してしまうんだ…僕のように

という詞が心に響く。仰々しくないインストルメンタルとコーラスも最高だ。

僕は考え込みすぎる人間で、よく深夜に抑鬱的な気分で歩くときにこれを聴く。よく"miss it"してしまいそうになる僕だけど、彼のメッセージは受け止めていようと思う。

 

余談だが、James Blakeが自分の感情や精神的な問題を吐露するとすぐ「男らしくない」と評価されることについてTwitterで訴えていた。

 男性が抑鬱的になったり自殺することは社会現象ともいえるのであって、ただ「強い」だけのステレオタイプな男性像を男性に求めるのはおかしい、ということだった。

僕も彼と性質が似た人間であり、彼のように感情を吐露することを「男らしくない」と評価されたことがあるので同じ気持ちだ。今だったら同じことを言われても反論してやるのだけれど当時は何も言えず苦しんだので、彼みたいに影響力のある人が発信してくれるのはありがたいと思った。

 

 

 

まとめ

いつも通り冗長な文章になってしまったけれど、僕が聴いた音楽を記録することが目的なので良いか…と思いつつも、これを見て誰かと音楽の話をできたらそれはとても嬉しいので、ここまで読んでくださった辛抱強い方がいたら感謝します。

僕が挙げたものでもし知らないものがあったなら、いくつかの音楽を聴いてみてほしいと思うし、僕にもいい音楽をいっぱい教えてほしいと思います。

暇なのでインドでヘナタトゥーを入れてみた話

限界法学生です。

 

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今年、インドで暫く生活した時にやったことがネタとして溜まっているのでぼちぼち書いていこうと思います。

 

 

その中でも今回は、ヘナタトゥーを入れた時のことを書きます。

 

 

 

 

ヘナタトゥーとは?

 

 

ヘナタトゥーが何か知っている方は、僕が海外の観光地(?)で入れたと聞けば納得するかもしれません。

 

 

知らない方は僕がトチ狂って極道の者みたいな墨を入れたのかと思ったかもしれません。

 

 

 

ヘナタトゥーとは、入れ墨と言うよりも「お手軽ボディーペイント」みたいなものです。

 

 

1~2週間で消えるインクで腕や手に模様を描いていき、乾いたところでインクを取ればオレンジ(又は薄い茶色)の模様が残ります。

 

 

インドでは主に女性のおしゃれとして行われており、他の国、もちろん日本でも手軽にすることができます。

 

 

 

観光地に行った人が記念にやりがちでもあります。

 

なので、僕の背中に立派な昇り龍が彫られている訳でも、おへその横にアゲハ蝶が彫られている訳でもありません。僕はカタギです。

 

 

 因みにヘナタトゥーのインクはAmazonでも簡単に手に入るので、人に任せて手間賃を取らせたくない人は自分でやってみるのもおススメです。

 

 

 

入れてみた

 

 

インドから帰る数日前、死ぬほど暇な日があったのでノリで入れに行ってみることにしました。

 

 

僕がいたのはインド東部のコルカタ、インドでは3番目である1400万人の人口を抱えたクソデカ都市です。

 

 

最初はサダルストリートかニューマーケットの辺りに行けばできるかなと思い向かおうとしましたが、あの辺りは観光客が居がちなのでやたら高い値段を吹っ掛けられても面倒だなと思い、南のGariahatに向かうことにしました。

 

 

 

大体この交差点のあたりがGariahatと呼ばれる地域。

 

Gariahatに行こうと思ったのは、一度訪れた際にファッションやアクセサリー系の出店が果てしなく続いているのを見た為で、あのどこかにはヘナタトゥーができる場所もあるだろうと思ったわけです。

 

 

市の中心部から行こうと思ったらPark Circus Seven Point Crossingという交差点を境にオートリキシャを乗り換えれば大丈夫です。

 

 

因みに僕は安定の徒歩で行きました。

 

 

気温は約35度、クソ暑い。

 

例の交差点を過ぎた先にショッピングモールがあるので涼みに入ってしまった。

 

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エストモールというところです。

 

ここは街の富裕層が多くいて、高級ブランドの店が並んでいます。一歩外に出ると物乞いが話しかけてきたり、数十円の屋台が並んでいたりするのでここだけ世界が違うようです。

 

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海外のショッピングモールはありがちですが、入口で手荷物検査を受けます。

 

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ロレックスやルイ・ヴィトンなど日本でも有名なブランドが並んでいます。インドは貧しい国だと思われがちなのですが、勿論富裕層もいるわけで。しかも人口が13億人もいるので仮に人口の1%が富裕層だったとしても(もっと多いはず)1300万人いる計算です。

 

ブランド品には興味がなかったのでショッピングモールに居る人を観察していました。

 

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この清掃員の人を撮りたかった訳でなく、後ろにあるハーゲンダッツのカフェを撮ろうとしました。

 

外では40円くらいで売っているアイスが、ここでは最安でも300円以上しました。日本と同じくらいの値段ですが、外に暮らす人にとっては数食分に匹敵するので買えないでしょう。

僕も貧乏旅行者なので買えません。やっぱり5ルピーのチャイが性に合う。

 

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日本料理屋もあるみたいです。コルカタには日本食の店も日本の食材を売っているスーパーも恐らくないのに(醤油くらいなら手に入る)どうやって材料を調達しているのだろう…

 

 

インドの富裕層の若者はアメリカのラッパーみたいにギラギラした格好をしているのが印象的でした。

 

 

長居するのも良くないので出ます。

 

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外はこんな感じ。コルカタは人口が多く、中心部は過密すぎて開発の余地がない印象だったので富裕層は郊外に住んでいるみたいです。

 

某大統領のトランプタワーも郊外にありました。

 

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途中にあった寺。

 

そうこうしているうちにガリアハットに近づきました。

 

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サリーの模様。

映画「バーフバリ 王の凱旋」でバーフバリとデーヴァセーナが弓で戦うシーンに似ている…

 

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ガリアハットはこんな感じで、歩道の両側に洋服、小物、日用品を売る店が軒を連ねていて賑やかです。外国人旅行者もいないことはないけれど、地元民が多い印象。

 

 

来たからガリアハットに向かい、大きな交差点に突き当たったら右折して数百メートルくらいの場所にヘナタトゥー屋(「屋」と言っても道端に椅子が置かれただけ)があったのでお願いすることにしました。

 

 

 

多分探せばそこら中にあると思います。

 

椅子に座ると、おばさんに見本の写真を幾つも見せられます。

因みに、おまかせでお願いするとこんな感じの模様を入れられます。↓

 

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ただ僕は、この模様を入れてもらいたい訳ではありませんでした。模様が苦手だし、集合体恐怖症だし。

 

 

なので本物のタトゥーみたいに、自分の名前や言葉をベンガル語コルカタではヒンディー語ではなくベンガル語なので)で描いてもらおうとしたのですが、これを伝えるのが難しい…

 

 

 

まず、英語が通じないおばさんが勝手に模様を描き始めるのを制止するところから…

 

それから紙に文字を書いて「これをベンガル語で書いてほしいだけ、ワンポイントでいいから」と懇切丁寧に伝えるのに骨が折れた…

 

 

インドの現地の女の人も大抵上記の写真のような模様を入れてもらうようで、僕のようにワンポイントだけを要求する人はいなさそうだった。

 

 

結局名前と幾つかの言葉をベンガル語で入れてもらい、礼を言って店を後にした。

50ルピー。ぼったくられたという話も聞いていたので適正価格で良かった。

 

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これだけのためにかなりの距離を歩く必要があったのかは疑問だけど、まあ良い暇つぶしにはなったかな。

 

地元の人で賑わうガリアハットを抜け、乾かすために歩いて帰った。

 

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帰り道にあった面白い看板

 

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帰り道の歩道で飼われているヤギ。トイレが垂れ流しで匂いがすごい…

 

 

 

その後の経過

 

皮膚についたインクが乾くまでの数時間は触らないようにして、パリパリになったら剥がせばインクが定着しています。

 

初日はオレンジ、翌日からは茶色になります。

 

 

運が良ければ2週間くらいは持つらしいです。

 

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当日剥がす前に撮った写真ではこんな感じ。派手ではなかっただけに、宿のみんなには殆ど気付かれませんでした。

 

 

この数日後帰国し、そのまま友達と温泉旅行に出かけたので1週間も持たずに消えてしまいました。

 

それでも「皮膚に文字を書く(それもベンガル語)」という普段しないような経験なので楽しかったです。お手軽だし。

 

 

皆さんもヘナタトゥーを試してみては…?

暇なのでタイの魔剤をレビューする

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こんにちは。

 

 

魔剤ソムリエの限界法学生です。

 

 

 

 

 「魔剤」とは?

 

皆さんは、「魔剤」をご存知ですか?

 

 

 

魔剤

読み方:まざい

(1)いわゆるエナジードリンク総称。特に「モンスターエナジー」を指す異称として用いられることが多い。
(2)「マジ(?)」の意味で用いられる表記方法のひとつ。誤入力誤変換スラング的に楽しむ用法といえる

 

 

魔剤とは、言ってしまえばエナジードリンクのことです。

俗語としての「マジ」と同じ意味もありますが、ここでは原義であるエナジードリンクのこととします。

 

 

コンビニの飲料コーナーの上の方にあったり、ライブハウスのバーカウンターの奥の小さな冷蔵庫に入っていたりするアレです。

 

 

 

眠気覚ましやテスト勉強のお供で飲まれる方もいるのではないでしょうか。

他にも、健康のために飲んだり、食事代わりに飲んだり、寝起きに飲んだりすることもあります。

 

 

また近年では、水の代わりに炊飯器に入れて米を炊く、鍋の出汁にするといった趣向を凝らした使用法も確認されています。

 

 

 

かく言う僕も、高校生の頃は月に20本以上は飲んでいたほどの魔剤愛好家でした。

これは高校2年生の頃から徹夜で勉強することに楽しみを覚えたことと関係しています。

 

 

そのせいか高校の卒業アルバムの寄せ書きには「エナジードリンク飲みすぎて死ぬなよ」といった趣旨のメッセージをクラスメイト数名から頂いてしまいました。

 

 

大学生になりようやく睡眠の重要性に気付き始めているので、本数は抑えているところです。テスト期間でなければひと月に一本飲むか飲まないかです。

 

 

 

そういうこともあり僕は自称「魔剤ソムリエ」として色々な種類の、色々な国の魔剤を飲んできました。

 

 

 

「魔剤大国」とは?

 

 

エナジードリンクと言えば何を思い浮かべるでしょうか?

恐らくモンスターエナジーレッドブルあたりでしょう。

 

 

モンスターエナジーアメリカのものですが、レッドブルオーストリアのものというのは知られた話です。

 

 

確かに、オーストリアにはレッドブルを始めとした数多のエナジードリンクがあります。

 

しかしこの他にも、世界には「魔剤大国」と呼ぶべき国があります。

 

それは、タイです。

 

 

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というのも、レッドブルは元々オーストリア人のセールスマンがタイを訪れた際に飲んだエナジードリンクに目をつけ、それを欧米人好みのテイストにして販売したものなのです。

 

そういうこともあり、タイでは多くの人々が日常的にエナジードリンクを飲んでいます。

そして、日本には無いようなエナジードリンクが幾種類もあります。

 

 

且つて僕がタイを訪れた際に「魔剤ソムリエ」として「利き魔剤」をしたのでそれを報告します。

 

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余談

 

余談ですが、僕が好きな魔剤は

ガラナの強い味、すっきりしているよりは重い方がいい

・強い炭酸

・余計な甘い味やフルーツのシロップが入っていない(ベタベタするので)

 

 

と言う感じで、総合するとモンスターエナジー(緑)が一番好きです。

 

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どこで売っているか

 

タイにはセブンイレブンが非常に多いので、そこで大抵買うことができます。

 

また、個人商店のようなところ、駅のキオスクなどでも売られています。

 

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タイのセブンイレブンは日本のそれと異なる点があり面白いですね。

 

まあ要するにそこらへん歩けば買えるって話です。 

 

値段は大体10~30バーツ。働いているおっちゃんが買っていくのをよく見ました。

 

 

それでは、レビューしていきたいと思います。

 

 

クラチンデーン

 10バーツ

 

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 見た目の通り、これがレッドブルのモデルになったものです。

 

当時書いたメモを見ると「モンスターのちょっと違和感がある味」と書かれていました。

 

「ちょっと違和感がある」が漠然としすぎていますが、これがレッドブルのモデルだということは帰国してから知ったのであながち間違ってもいない感想でした。

 

 

日本のエナジードリンクに慣れていると、炭酸が無いことに驚きます。

 

これはコーラやスプライトにしても、日本のそれより炭酸が弱めだと思いました。

 

因みにスプライトやコーラの砂糖の含有量は国によって異なり、タイが世界で一番砂糖が入っているそうです。暑いからかな。

 

 

他にもビタミンABCが入った赤いラベル、ビタミンBが入った黒のラベルがあります。どれも同じ値段。

 

 

 

カラバオ

10バーツ

 

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当時のメモ「あっまい。とにかく甘い。日本のモンスターエナジーの薬みたいな味とは違ってひたすら甘い。」とのこと。

 

 

炭酸はない。

 

因みに同名のタイのロックミュージシャンがプロデュースしたものだそう。

 

 

 

M-150

10バーツ

 

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フルーツっぽい後味が残り、味としてはチオビタドリンクに似た感じです。

 

勿論炭酸は無し。

 

 

大正製薬リポビタンDの影響が強いと聞いたことがあるので、もしかしたら日本の栄養ドリンクの系譜を継ぐ味なのかもしれません。(リポビタンDは1965年にタイで発売開始)

 

 

「喉乾いてたから5秒で完飲した」(当時メモ)

 

 

M-150 Storm

15バーツ

 

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先程のM-150の色違い。

 

味は変わらずに量が増えたもの。カフェインかアルギニンか知らないけれど何らかの成分が強い模様。

 

 

メークロンの鉄道市場に行くまでのバーンレーン駅で飲んだ記憶があります。下調べせずに行ったのでバーンレーンで足止めされたけれどバンコクとは違って観光客に擦れていない雰囲気が良かったです。

 

 

 

リポビタンD

12バーツ

 

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鷲のマークの大正製薬でお馴染みリポビタンD

前述のとおりタイでは1965年から発売されました。

 

 

味は、日本のそれとは大きく異なります。

 

 

まず、炭酸が全くないこと。これはタイのエナジードリンクでは普通のようです。

 

そして、フルーツの風味がかなり強いこと。

 

日本ではリポビタンDが栄養ドリンクのスタンダードのようなところがあるけれど、これは日本の栄養ドリンクど同列で語るならかなり異端な味をしています。

だけど、このフルーツの味の強さが南国で愛飲されている所以なのかな、と。これは僕の推論ですが。

 

 

SHARK

10バーツ

 

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日本でもたまに見るエナジードリンクのシャークと同じかは分かりません。

 

飲み口は一番すっきりとしていたように感じます。後味も同様。

 

滅茶苦茶甘くはありますが、日本のエナジードリンクに一番近しいものを感じるのはこれなのかもしれません。

 

「よく言えばまとまっている、悪く言えば無個性」(当時メモ)とのこと。

 

 

クラチンデーンG2

15バーツ

 

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前述したレッドブルのモデルであるクラチンデーンの(何かが)ストロングなもの、と思われます。

 

 

珍しいことに甘い味はそれほど強くなく、日本のエナジードリンクと同じような薬のような後味が残ります。

 

あまり美味しいとは言えませんが、日本のエナジードリンクのような「なんか効きそう」感はあります。

 

俺好みのもの。(habomaijiro)

 

 

Ready 赤

15バーツ

 

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無骨なデザインとは打って変わり、こちらは赤や黄色などカラーバリエーションも豊富です。

 

味はもうエナジードリンク感は微塵もなく、甘いシロップを飲んでいるような感覚でした。

 

この少ない量なのに飽きるほどの甘さ。正直一番苦手でした。

 

 

 

終わりに

 

当時はブログに書くなど思ってもいなかったのでよく分からないレビューになってしまいました…

 

 

個人的にはクラチンデーンのG2が好きでした。

逆にReadyが一番苦手でした。

 

どちらにせよ日本のエナジードリンクと同じような味を想像していくとギャップをかなり感じることになります。それもまた面白いのですが。

 

 

限られた時間だったのでこの程度しか試せませんでしたが、次回行ったときにはもっと多くの魔剤を飲んでみたいです。

 

 

それでは。

 

 

限界法学生

欧州縦断旅行記~目次~

かなりの時間を使って書いたこの一連の旅行記だが、見切り発車的に書き始めてしまうと37記事にも上ったうえに、携帯から見るとかなり分かりにくいものであったため、目次の記事を一つ作っておく。

 

 

時系列に沿っているので、見られる方はこの記事から移動すると便利かと。

 

・出発前(準備)

東欧見聞録(準備編) - 限界法学生のブログ

 

・日本~トルコの移動

東欧見聞録~イスタンブールまで~ - 限界法学生のブログ

 

・トルコ編

朝日を名前に持つ友人 - 限界法学生のブログ

 

イスタンブールからソフィアのバスチケット - 限界法学生のブログ

 

東欧見聞録~イスタンブール観光~ - 限界法学生のブログ

 

東欧見聞録~イスタンブール観光②~ - 限界法学生のブログ

 

東欧見聞録~イスタンブール観光③~ - 限界法学生のブログ

 

東欧見聞録~イスタンブール観光④~ - 限界法学生のブログ

 

東欧見聞録~イスタンブール観光⑤~ - 限界法学生のブログ

 

・トルコ~ブルガリア移動

国境とトム少佐 - 限界法学生のブログ

 

ブルガリア

東欧見聞録~ソフィア散策~ - 限界法学生のブログ

 

ブルガリアマケドニア移動

ソフィア~スコピエ 移動 - 限界法学生のブログ

 

マケドニア

スコピエ 情報 - 限界法学生のブログ

 

マケドニアコソボ移動

スコピエ~プリシュティナ 移動 - 限界法学生のブログ

 

コソボ

今までで一番優しい国(暫定) - 限界法学生のブログ

 

コソボで手持ちのクレジットカードが使えなくなった話 - 限界法学生のブログ

 

コソボモンテネグロ移動

7時から10番ホームになる9番ホーム(プリシュティナ~コトル移動) - 限界法学生のブログ

 

モンテネグロ

絶景と疲労 - 限界法学生のブログ

 

モンテネグロクロアチア移動

朝陽、赤屋根、山脈 - 限界法学生のブログ

 

クロアチア

アドリア海の真珠、こと - 限界法学生のブログ

 

クロアチアボスニア・ヘルツェゴビナ移動

最後の弾丸移動(前編) - 限界法学生のブログ

 

ボスニア・ヘルツェゴビナセルビア移動

最後の弾丸移動(後編) - 限界法学生のブログ

 

セルビア

ベオグラード散歩編 - 限界法学生のブログ

 

何処までも歩いていけるというバカの考えは捨てる必要がある - 限界法学生のブログ

 

生活 - 限界法学生のブログ

 

諸々にまつわるエトセトラ - 限界法学生のブログ

 

セルビアハンガリー移動

夜汽車は走る - 限界法学生のブログ

 

ハンガリー

ブダとペストでブダペスト - 限界法学生のブログ

 

ハンガリーオーストリア移動

ブダペスト快晴編 - 限界法学生のブログ

 

オーストリア

超弩級墺太利弾丸観光 - 限界法学生のブログ

 

オーストリアチェコ移動

ウィーン⇒プラハ移動編 - 限界法学生のブログ

 

チェコ

プラハ闊歩編 - 限界法学生のブログ

 

プラハ飲酒編 - 限界法学生のブログ

 

プラハ登山編 - 限界法学生のブログ

 

チェコ~ドイツ移動

最後の移動 - 限界法学生のブログ

 

・ドイツ編

監獄の宿と旅の終わり - 限界法学生のブログ

 

長めのウイニングラン - 限界法学生のブログ

 

・ドイツ~フランス移動

ランボー怒りの空港泊 - 限界法学生のブログ

 

・フランス編

ボーナストラック - 限界法学生のブログ

 

・フランス~日本移動

帰国 - 限界法学生のブログ

帰国

弾丸観光を終えてシャルルドゴール空港に帰ってきた僕。

 

 

余裕を持って3時間前に空港に着いたので、空港を散策する。

 

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シャルルドゴール空港はかなり有名な建築のようで、ターミナルの造形がかなり興味深かった。

 

 

 

ヨーロッパでハブ空港といえばロンドンのヒースローとここが思い浮かぶだけあって、ヨーロッパ各地だけでなくアフリカ(特に旧フランス植民地)、北米、南米やアジアなど文字通り世界中の路線がここから出ているので、ターミナルもそもそもいくつあるのか分からないくらいだった。

 

 

これまで利用したソウルの仁川空港や北京の首都国際空港、バンコクスワンナプームハブ空港ではあるのだけど、規模が違いすぎる。

上記の3つは基本的にアジアを結ぶ便が多いけれど、ここパリからはどこでも行けるように感じた。

 

 

 

そんなこんなウロウロしているとチェックインの時間に。

 

大韓航空なだけあって韓国人のおじいちゃんおばあちゃんの団体がいたので人混みを避けて素早くチェックイン。

そのままイミグレも華麗にスルー。この旅最後の「出国」のスタンプがついた。

 

 

 

早めにチェックインして時間が余ったので搭乗口近くのカフェでサンドイッチとハイネケンを頼む。

 

横の搭乗口がモーリシャス航空モーリシャス行きだったのでテンションが上がった。

モーリシャスマダガスカルの近くにある小さな島国。

 

 

 

 

21:00パリ シャルルドゴール ⇒ 15:00ソウル 仁川

KE902

 

時間だけ見るとかなり長いフライトに思えるが時差をギューンと巻き戻すので実際は9時間。

 

 

おじいちゃんおばあちゃん団体も同じフライトだったけれどかなり静かだった。

 

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搭乗してすぐに機内食

 

 

牛肉のデミグラス?とマッシュポテト。ドリンクはメニューに合わせて赤ワインに。

大韓航空は安定の美味しさ。

 

 

時差があるので昼も夜も分からないけれど、一応電気を暗くブラインドを下ろした夜の時間を設定してくれる。

 

前夜は空港泊な上に2時間も寝ていないのですぐに眠りに落ちた。

 

 

起きると既にフライトも残り3時間ほど。

行きのソウル⇒イスタンブールのフライトは映画を見ても本を読んでも残り時間が縮まらず永遠に続くかのように思われたけれど、やはり眠気を残しておくと違う。

 

 

 

昼ごはんの設定の機内食が出され、食べ終わるとソウルはもうすぐそこ。

残りの時間で、座席のモニタで見られる映画の中で日本語の映画が一つあったので見た。

 

女子高生が好きそうな、イケメン俳優とかわいい女優が高校で恋愛をするものの、彼には知られざる過去があり…そんで結局最後には結ばれる感じの、起承転結がとてもはっきりしている映画だった。

 

 

ひねくれた人間なので「実際の高校でこんなことありえるかよ…」とか「イケメンは良いよな…ちゃんと映画の尺の中でハッピーエンドになるんだから」と思った。舌打ちを20回くらい我慢した。

 

 

 

 

15:00ソウル到着。

ソウルを拠点とする大韓航空にとってパリーソウル便は主要路線なのだろう。行きのイスタンブール行きとは違ってどっしりと着陸した。

 

イスタンブール行きは未熟な若手パイロットの役回りなのかもしれないな、と裏事情を邪推した。

 

 

 

 

愛しの日本までのフライトまではたったの3時間半と、トランジットにしては短い時間だった。

搭乗口を確認した後は手持ちのユーロを使うためにスターバックスでフラペチーノを買った。お釣りが全部ウォンで返ってきて笑った。

 

 

 

ここで、飛行機が機材トラブルのため遅延することが分かった。

 

 

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なので(なので?)ビールを飲んだ。

 

 

 

こうやって旅行記をブログに文字起こししているとビールを飲んだ場面が余りにも多すぎてびっくりした。オッサンじゃないんだからもう。

 

因みに約1か月の旅で飲んだビールの総量を数えていた。

 

 

 

 

19リットル飲んでいた。

 

 

 

 

オッサンじゃん。

 

 

日本に帰る搭乗口の手前でビールを飲んでいると、何故か自然と笑みが込み上げて全身が脱力した。

 

楽に旅をしていたようで、1か月間の「明日のバスも宿も決まっていない、果たしてベルリンまで辿り着けるのか分からない」という状況は自然と神経を張り詰めさせていたらしい。

 

それがあとドア1枚くぐれば宿の心配も防犯もしなくていい日本に帰れる、と分かった瞬間に無意識に緩み、全身が脱力して疲れが猛烈に込み上げてきた。

 

 

人間、本当に疲れている時は自分の意に反して笑いがこぼれるらしい。

部活など、今までの人生で疲れた経験と照らしてみても間違いなくこれほど疲れた経験はない。

 

 

 

脱力と怒涛のように押し寄せる疲労の中に、確かに達成感を感じていた。

本当に疲れたけれど、この達成感を味わうためなら何回でも旅に出たいな、と思った。

 

 

 

 

余りにも遅延したので空港のWi-Fiで友達に電話をかける。

この頃にはアルコールで疲労感が増幅されて、電話しながらゲラゲラ笑っていた。勿論笑っている自覚は無い。

 

ビール片手に電話してゲラゲラ笑っているのは誰が見ても「ヤバい人」だった。終電の時間の駅にたまにいるよねこういう人。

 

 

 

ようやく搭乗が開始された。

19:30くらいにソウルを出て爆睡すれば一瞬、日本に帰ってきた。

 

 

旅の総括の記事を書こうと思ったけれど、思っていることは小分けにして書いていたので省く。 

 

 

 

出迎えに来てくれた友人との再会もそこそこに地下鉄に乗り換え市街地へと向かう。

 

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そしてずっと食べたかった豚骨ラーメン・ハリガネ・ニンニク入り

を食べた僕は最高の旅の幕を閉じるのでした。

 

 

 

めでたし。

 

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替え玉もするのでした。

 

 

 

めでたし。

 

 

 

 

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ボーナストラック

パリに居ます。

 

 

 

何でかと言うと、イスタンブールinベルリンoutの大韓航空の航空券を取ったところ、行きは仁川での乗り換えだけで行けたけれど帰りはベルリンから仁川が就航していなくて、ベルリン⇒パリ⇒仁川⇒日本のフライトが自動的に用意されていたからなんですよね、要するにたまたまです。

 

 

しかも昼の12時にパリに着いて、パリの出発は21時だったのでどうせならオマケ程度に6時間で弾丸パリ観光してやろう、ということ。

 

 

 

そんなこんなでとりあえず郊外にあるシャルルドゴール空港から市内へと向かう。

 

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適当に歩いていると市内に向かうPER-B線のホームがある。

 

市内までの往復は20ユーロ。

エールフランスが用意するバスやタクシーなどはこれより高くて、鉄道が最安なのでおすすめ。それでも20ユーロもするけれど。

 

 

 

同じ駅からTGVが出ていたのでこれに乗ればイギリスに行けるんだな…と思う。乗らない。

 

 

車窓は、空港の近くでは荒れた田舎町と言う感じだった(このあたりは治安が良くないらしい)のだが、次第に大きな都市に。市街まで小一時間。

 

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地下に潜って暫くしたところのSt. Michel駅で黄色のラインに乗り換える。

西に4駅、Champ de Mars Tour Eiffelで降りる。

 

 

まあ駅名の通りなんだけれどここで降りるとエッフェル塔

 

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下からも覗くことができる。

 

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塔の上にも上ることができる、猫なので高いところが好きなのだけど旅も大詰めでお金がなかったのでやめておいた。

 

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めっちゃ曇ってんなこれ。

 

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遠景。

 

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アプリで加工したらこうなる。

 

 

 

塔の根元では移民とみられる若者がエッフェル塔のミニチュアなどのグッズを売っていた。かなりグイグイと売っていたので気の弱い観光客は買う羽目になっていた。

 

若者の中の誰かが何か叫んだ。

どうやら向こうに団体客が来ていることを教える合図のようで、さっきまで土産を売っていた若者は土産を敷いていた布を風呂敷のように纏めて雑にグッズをぶち込むと一斉に去ってしまった。

 

なんだかなあ、という感じ。

日本とフランス、立地の違いやアフリカや中東諸国との関係性の違いもあるので簡単な問題ではないし、移民受け入れ問題の難しさを感じた。

 

ああやって土産を押し売りしている若者たちにも、商品を供給して売り上げをハネる元締めがいるのかもしれない、と変な想像を働かせてしまう。

 

 

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気を取り直して駆け足で行こう。

 

川を渡るとシャイヨー宮、そこから再びエッフェル塔を望む。

 

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ここでは特に見るものもないので腰を落ち着けている暇はない。

 

ここから北に歩いて20分くらい。到着したのはエトワール凱旋門

 

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僕が苦手な、時間に追われて観光地のスタンプラリーをする感じになっているけれど、トランジットの間の弾丸観光なので仕方ない。

 

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アプリで良い感じに加工するとこんな感じ。

 

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ここからすんなりとセーヌ川沿いに出る予定が、エトワール凱旋門から放射状に伸びる道を一本間違えてしまったので余計に歩いた。

 

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どこかの庭園に迷い込む。

 

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「ベラスケス通り」とのこと。ベラスケスってスペインの宮廷画家だったっけ?

 

 

 

迷いながらもコンコルド広場に到着。

 

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コンコルドって感じだ。(何がだ)

 

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そのままセーヌ川沿いに歩く。

 

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チュルイリー庭園、綺麗。

 

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カルーゼル凱旋門を通り抜けると、ルーヴル美術館

 

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美術館は好きなので中に入りたいところだけど、ルーヴル美術館は1日かけても十分でないと思うので今回はやめておく。次は絶対に寄るぞ。

 

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例の有名な場所。

 

 

ルーヴル美術館を出てからも暫くセーヌ川沿いに歩くと本だのポスターだの土産だのを売っている出店に出くわす。

その中の一つが僕の好きな60年代以降のイギリスやアメリカのロックバンドのポスターを売っていたので思わず足を止めた。

 

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購入…!

 

 

僕の一番好きなバンド、Pink Floydのポスター(ライブの告知風)

9ユーロ

 

 

正規品のグッズではないし、印刷代からすると9ユーロなんて良い商売なのかもしれない。それにライブ会場のネブワースなんてイギリスだからフランス関係ないし。

 

でもフロイドなら買っちゃうよね。9ユーロなんて安い安い。15ユーロでも出すわ。

しかもフロイドの一番かっこいい写真だし。

 

今でもこのポスターは僕の自宅に飾っている。

 

 

 

ポスターを買ったお陰で昼飯が道端で売ってるうっっすいホットケーキ(無味のパンケーキの生地にシナモンの粉をじゃりじゃり挟んだだけのものに5ユーロも取るやつ)になってしまったけれど構わない。

 

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セーヌ川を渡って中洲へ。

 

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遠くから見るとこんな感じのイカした中洲。何を撮っても絵になるなあ。

 

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フランスの司法の中枢、パレ・ド・ジュスティス。自分が法学徒だと忘れていた。

 

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そしてそしてのノートルダム大聖堂

 

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足元からどーん。

 

 

フライトは9時なので6時には空港に戻りたいことから逆算するとそろそろタイムリミットだし、徒歩圏内にこれ以上行く場所はないので後ろ髪を引かれながら空港に戻ることにした。

 

たった6時間しか猶予がない弾丸観光の割にはフルに楽しめたのではないかなと思う。

 

 

 

 

ノートルダムから至近のSrait-Michel-Notre-Dameからは丁度空港に向かうPERのB線が出ているので便利が良い。

 

 

 

帰りも快適に空港まで戻った。

 

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パリの地下鉄。

やたら天井が高い上に普通に地上を走ってそうな2階建ての電車が走っていて驚いた。

 

 

続く

 

 

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ランボー怒りの空港泊

宿を出て、空港へ向かう。

 

 

…というか空港ってどうやって行くんだ?

テーゲル空港がなんか北西の郊外にあるのは知ってたけれど、どれくらい遠いのか分からない。

 

 

普通は街の主要な駅辺りにバスが出ているものだけど、ベルリンはざっと見暗いしかしてないので主要な駅が分からない。

 

 

 

 調べたらバスか地下鉄かタクシーで行けるらしい。

タクシーは金かかるし面倒なので却下。

変なこだわりで、「長距離移動は電車よりバスの方が好きだけど短距離の移動はバスより地下鉄が良い」というのがあったのでバスも却下。自ずと地下鉄に。

 

地下鉄の駅くらいならマップに載っているけれどローカルな路線バスの停留所は載っていないし、突如降りることになった時に小銭の用意ができないから面倒なんだよね。

 

 

 

という訳で最寄のSchlesisches TorからU1で9駅、Wittenberg-Platzに。U2に乗り換えて4駅、Bismarck-StraβeでU7に乗り換えて4駅、Jakob-Kaiser-Platzで下車。なんか地図で見たらここが一番近そうだった。

 

 

 

着いたはいいけど滅茶苦茶暗くて閑散としている。

ベルリンの他の駅とは違って、チンピラがいそうな閑散具合というより人がいなさそうな閑散具合だから良いけれど。

 

 

 

北に歩き続ける。

人が居なさ過ぎて気味が悪いのでハチャメチャにデカい声ではっぴいえんどの「風街ろまん」を一曲目から歌ってたらすれ違った人にびっくりされた。

異国の酔っぱらいだと思ってほしい。

 

 

 

20分も歩けば着いた。

 

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国際空港を謳ってはいるが、一番古そうなドーナツ型のターミナルと増設された2つのターミナルを合わせても僕の街の空港よりも小さい気がした。

 

 

 

10時くらいに着いたので空港内の店は閉まり始めていた。一応24時間空いているらしいので空港泊はできる。ドーナツ型のターミナルの適当な場所を陣取る。

 

 

空港Wi-Fiは一応使えるけれど、コンセントは挿したところでウンともスンとも言わなかったので携帯の使用は抑えるべきだな、と思った。

 

 

 

 

11時、そうは言っても暇なので友達に片っ端から連絡する。

 

 

 

 

12時、充電が尽きそうなので本を読み始める。ドイツにちなんでニーチェを読んだ。

早速奥の手の一つ、エナジードリンクを使ってしまう。

 

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ベルリン以外では見たことのない、モンスターエナジー抹茶味。

 

 

高校時代月に20本も意味もなく魔剤を飲み続け、エナジードリンク大国のタイでは一人で「利き魔剤」をしたくらい魔剤ソムリエ(中毒ともいう)の僕が過去最低ランクをつけるくらい不味かった。

 

 

モンスターエナジーの「なんか効きそうな感じ」を抹茶が奪い、モンスターエナジーが抹茶の美味しさを奪っている。味のジェノサイド。

なぜか炭酸もない。

しんどい。

 

 

 

しかし「食べ物、飲み物は残さないこと」を信条にしているので顔面をフレンチブルドッグにしながら飲み干した。

捨てたりしたらモンスターエナジー農家の方々が悲しむからね。

 

 

 

 

1時、虚無になる。

虚無になっていたところ、おばちゃんが操縦する空港のお掃除カーに追い立てられる。世知辛い。

 

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飛行機の発着はとうの昔に終わっているので空港泊をする人以外は誰もいなかった。

 

 

 

 

2時、虚無と煙草を繰り返す。

ドーナツ型のターミナルは外側が出発ロビー、内側が駐車場になっており内側の出口を出ると灰皿がある。

 

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セルビアで買い溜めたキャメルをちびちび吸っている。

白い息が出るくらい寒いのでそんなに外にも居られない。

 

 

「奥の手その2」のビールを飲んだ。

 

 

 

 

3時、虚無を通り越して楽しくなってきたのでドーナツ型のターミナルを探検する。

 

自販機を見つけたので腹が減っても大丈夫だと気づく。

 

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電光掲示板を見ると今日の最初の到着便は朝の6時くらいにアイスランドレイキャビクから来る便だと分かる。

到着ロビーに人間観察に行こうと思う。

 

 

 

さらに散策していると、交代で寝ている日本人っぽい若者2人組を発見した。

誰彼構わず話しかける癖がついていたので話しかける。

 

定番の「何時のフライトですか?」「どこに行ってたんですか?」から「日本のどこから来たんですか?」という質問になったところで、何と同じ都市から来た大学生だと分かる。

 

 

同じ街にそこまで大学は多くないのでお互い探り探りで聞いていくと、なんと同じ大学の1個上の先輩だった!

それに学部は違えど同じキャンパスだったし、お互い「友達の友達」で繋がる程度には近かった。

 

 

流石に笑ってしまった。

ヨーロッパを縦断して帰ろうとベルリンの小さな空港で空港泊をしていたら、同じ空港泊をしている数十人の中に大学の先輩がいるとは。

 

 

2人はイギリスからベルリンまでユーレイルパスを使って旅をしてきたらしい。

旅の話だけでなく、大学のローカルな話も弾む。

 

 

しかも有難いことに、バッテリーを貸してくれて携帯を充電させてくれた。

2人は僕の2時間くらい前のフライトだったので彼らがチェックインするまで喋って見送った。面白い出会いもあるもんだ。

 

 

 

 

6時、ようやく僕のフライトが電光掲示板の一番下に表示される。

増設されたターミナルの方にレイキャビクからの到着便を見に行ったけれど案外普通の人ばかり降りてきた。雪山の大男みたいな人がいたら面白かったのに。

 

 

 

 

 

7時、暇つぶしの手札が尽きるとともに、朝を迎えた空港が俄かに喧噪を取り戻している。

 

別に腹が減ってもいなかったけれど暇つぶしにバーガーキングに入ってガッツリ食べる。

財布の中に20ユーロ入っていると思ったら見間違えで5ユーロだった。泣く泣くカードで払う。

 

 

徹夜明けなのにガッツリ食べてしまったので徹夜明け特有の嘔吐感を感じる。徹夜ばかりしていた期末テスト前を思い出す。

 

 

 

 

8時、ようやくチェックイン。

ドーナツ状のターミナルではなくて増設されたターミナルの方だった。

 

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人間が連なっていて気が滅入ったので隅で朽ち果てる。にんげんはきらいだ。

 

 

荷物を預けるとエールフランスのおばさんが「どうせならこのフクオカ?とかいう空港までにしようか?パリで一々受け取らなくていいし」と言ってくれた。惚れる。

 

 

 

 

9時、搭乗口へ。

 

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ベルリンからパリまでだから国内線と同じ扱いなのか、と気づく。

EU圏外やシェンゲン協定の非加盟国の都市であるチューリヒやロンドンに向かうフライトは出発ロビーの中にイミグレがあって分断されていたので「これがEUか…」と思う。

 

 

 

 

10時、離陸。

 

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そういえばエールフランスに乗るのは初めて。

近距離路線なので席間狭め。3列シートの窓側で通路側2人は欧米の大学生っぽかった。

 

 

寝ていなかったこともあり、席につくや否や爆睡。パリに着くまでの2時間弱、目覚めることはなかった。

 

 

 

 

 

12時前、パリに到着。

シャルルドゴール空港のWi-Fiに繋げた瞬間にツイッターの全てのアカウントから不審なアクセスだとみなされてログアウトされた。

 

メールアドレスで認証できるアカウントは即時復旧したが、電話番号での認証にしていたアカウントはキャリア通信が使える日本に帰るまでログインできなかった。

それに、昔からの友達や大学の友達など大勢をフォローしていたアカウントは一時的に二段階認証を外していたので完全に締め出されてしまった。

 

 

そのアカウントは今でも検索すると外からのみ見ることができる。

ツイートは「ベルリン到着!ヨーロッパ縦断達成!」で止まっているので、傍から見ると「日本に帰るまでに消息を絶ってしまった人」みたいだ。

どうやら多くの人に僕の旅のツイートは関心を持って頂いていたようなので、心配させたかもしれないと心苦しい。

 

 

 

 

続く

 

 

限界法学生

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